2018.05.14

飲食店開業支援

世界中のトップシェフフーディーから
飲食業界で注目を集める
「尾崎牛」を知っていますか?

国内外から熱い視線を浴びている「尾崎牛」和牛ブランドの中でもトップクラスの品質を誇る尾崎牛の魅力とそのこだわりをご紹介します

日本在来種だけが名乗れる「和牛」
その中でいま注目を集めるのが「尾崎牛」

和牛と国産牛の違い、ご存知ですか?
国産牛は「日本国内で飼育された牛」のことを指し、生まれた国や品種を問いません。日本で飼育された期間が最も長いものや、国内で加工された牛肉は国産牛と表示されるので、海外種の仔牛を日本で育てていることが多くあります。
一方、和牛とは「日本の在来種」。もともと日本にいた牛と、それらの交配によって改良された牛だけが和牛を名乗れます。数も少なく、高級牛肉の代名詞になっています。現在、日本の和牛飼育の大半を黒毛和種を占めており、スーパーや飲食店でもそのラベルを見かけることが多いでしょう。
そんな和牛の中で、注目されているブランド牛があります。それが今回ご紹介する、宮崎県産の「尾崎牛」。稀少であること、品質が高いことはもちろん、なによりこだわり抜いた生産への想いと整えられた環境も話題となっています。2015年には日本航空のパリ羽田便のファーストクラスで提供されたことでも有名です。

尾崎牛の特徴のひとつが脂の融点の低さ。厨房で調理している間にも脂が溶けだしていました

こだわりと情熱が生みだす
唯一無二のブランド「尾崎牛」

「尾崎牛」が生産されているのは南九州、宮崎県宮崎市大瀬町。緑のあふれる広大な牧場で育てられている尾崎牛は、驚くほど少数。この環境がまずこだわりのひとつ。牛の成育に最適なこの環境を見つけ、整備し、尾崎牛を育てているのは、アメリカで約30年前に畜産を学んだ尾崎宗春さん。
「早く太らせ早く出荷する肉牛生産のやりかたに疑問を抱き、自分の家族や友人に安心して食べてもらえる牛肉作りをしようと志した」
という尾崎さん。環境の整備をはじめ、飼料も独自の配合での試作を繰り返し、理想の肉牛を追い求めてきました。
おいしい牛肉を作る5つのポイントは
・牛にストレスをかけない
・飼料を与える時間を一定にする
・牛をよく寝かせる
・畜舎内の清掃は午前中にすませる
・自分で育てた牛肉を食べる
上記を徹底することで、牛がのびのびと育ち、結果「毎日食べてもしつこくなく、次の日もまた食べたくなるような牛肉」が作られると尾崎さんは話します。
尾崎牛の特徴は、脂の融点が低いこと。人の体温でも脂が溶けるので、くどくなくあっさりと食べられるのです。独自配合の飼料で育った尾崎牛は、脂が甘く香りも高いのが特徴。健康に育っているため、モツも臭みがなく味がしっかりしています。
その品質が認められ、現在では国内だけでなく海外での人気も高まっているといいます。生産体制が拡充され、今後は以前より飲食店で見かけることが多くなるとのこと。ぜひ見かけたら尾崎さんのこだわりと情熱が生んだ尾崎牛の素晴らしい味を試してみてください。

SWINGの活動に関してはコチラ

・尾崎牛が食べられるお店
和牛焼肉やざわ 池袋
燈みやび 宮崎

・尾崎牛が買えるお店
特選 宮崎尾崎牛

SWINGの特別イベントで尾崎牛の魅力について語る尾崎宗春さん