プロフェッショナル紹介
PROFESSIONAL
代表取締役社長
竹下 茂雄
日本が誇る食文化を、お客様とともに世界へ。
世界で熱い注目を集める和食。それに合わせ、和食器の存在感も増しています。以前は「白くて丸い皿」であればことが足りていた洋食も、「視覚・触覚に訴えかける、料理の一部となる和食器」という文化に触れ、大きな影響を受けて変容しています。
形、高さ、色、手触り。料理を演出し、その価値をも向上させる和食器は、まだまだ大きなポテンシャルを秘めている。海外の様々な都市を訪れるたびに、その思いは強くなります。
一方で、日本の外食産業に目を向けると、そこには多様な課題が散見されます。価格帯の二極化。それによる過当競争。結果、料理人や店長のタスクの拡大により労働時間の超過を招き、労働生産性が低下する。「次代の飲食を拓く」と大きな志を抱いている方であっても、日々の業務に追われ、なかなかトレンドに触れ、他店舗や他業界と交流する自己鍛錬の時間が持てないという声も聞きます。世界に誇る和食、そして和食器の担い手達が、その才能を開花させることができない状況なのです。
京橋白木は、120年にわたって日本の飲食業と共に歩んできました。お客さま繁盛を第一に掲げ、「厨房のありとあらゆるものを、迅速に、手から手へお渡しする」。これが大切に守り続けて来たスタンスです。今後もこの姿勢は変わりません。むしろより力を入れ、お客さまの目となり、手足となって、繁盛実現のサポートをしたいと考えています。
新しいトレンドを採り入れ、お客さま課題を発見して、解決する目。必要なものを必要なだけ、いつでも迅速にお届けする足。そして、課題を発見し、資材を適時お届けすることで労働生産性の向上に貢献し、お客さまのビジネスを支え、次のステージへと押し上げる手。さらには、志を同じくするお客さま同士の絆を結ぶ、つなぐ手。和食を、飲食業を強くする手に、私たちはなりたいと考えています。
コーポレート・メッセージである「New Value on the Table」の基、たくさんの方と外食産業の新たな価値を、共にテーブルを囲みながら語り合える。シェアできる。そんな存在を、これからの京橋白木は目指します。
そして、皆さまと手を取り合って、和食と和食器の価値を世界に広めていきたいと願っています。