2018.06.27

ミツカル事業

SWING特別イベント
尾崎宗春さんに尾崎牛にかける想いを聞く

京橋白木がオブザーバーとして参加している飲食店経営幹部が集う勉強会「SWING」。その特別企画が、世界の注目を集める尾崎牛の生産者 尾崎宗春さんを招いて行われました。

尾崎宗春さんと京橋白木竹下茂雄(右)

ブランド和牛「尾崎牛」
その誕生秘話を聞く貴重な機会

2018年3月、SWINGの特別企画を開催。国内はもとより海外のトップシェフ、フーディー達から熱い注目を集めるブランド和牛「尾崎牛」。その生みの親である尾崎宗春さんをお呼びして、尾崎牛にかける想い、そこにいたるまでの波瀾万丈のエピソードを語っていただきました。

飲食店経営幹部の学び場「SWING」の詳細についてはコチラ

宮崎県で畜産を営む実家で育った尾崎さん。約30年前に、実家の家業を継ぐため、まずは畜産の先進国であるアメリカに留学。1万7000頭の牛を擁する大牧場で最先端といえる肉牛生産技術を勉強しながら、「早く太らせ、早く出荷する」という肉牛生産工場での大量生産体制に疑問を抱くように。牧場の牛たちの元気のない表情を目の当たりにし、「同じ生産方式を日本で導入して、果たしていいのだろうか」と悩んだ尾崎さんが出した答えが、「家族、友人に安心して食べてもらえる牛肉作りをしよう」でした。
そこから様々な苦労や困難に見舞われながらも、決してあきらめなかった尾崎さん。
「自分が感動していないのに、人を感動させることはできない」
と飼育環境をはじめ飼料やはたらく人にまでこだわりを貫いた結果生まれたのが
「毎日食べてもしつこくなく、次の日もまた食べたくなる」
という尾崎牛なのです。

尾崎牛についてはコチラでも取り上げています。

現在、尾崎牛を広めるべく、世界を飛び回っていらっしゃる尾崎さん

尾崎さんの情熱に触れ
多くの刺激をもらったSWINGメンバー

尾崎牛に注ぐなみなみならぬ想いを語る尾崎さんですが、その口調は軽やかで、時には会場の参加者を笑いに巻き込みながら、楽しく講演会は進みました。
「ブランド和牛を生み出す」というテーマではありますが、そこには「事業を成功させるためには」「掲げた目標を達成するために、経営者に必要なことは」という、ビジネスに活かせるメッセージがたくさんちりばめられていました。
今回のイベントは、いつものSWINGメンバーだけでなく飲食の周辺業界からたくさんの方の参加を募りました。「尾崎牛というブランドを作った尾崎さんの話をぜひ聞きたい」と、集まった参加者でしたが、その想いと情熱に触れ、様々な刺激を受けていたようです。尾崎さんの熱が、今後どんな業界でどんなふうに活かされていくか、楽しみですね。

講演後の特別イベントは尾崎牛と和食器のコラボ

講演の後にはさらなる特別な催しが。尾崎さんにお持ちいただいた尾崎牛を、様々な料理でワインと合わせて味わえる企画です。
お料理には京橋白木が企画するユニットUtsuwa laboがチョイスした器を合わせるというコラボレーションイベントも。
その様子については、後日詳しくご紹介します!ぜひご覧ください。

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