2021.09.06

【陶器のお手入れ】簡単3ステップ!「目止め」の方法

陶器を買ったら、まず最初にやっていただきたいのは「目止め」です。

陶器は「土」なので水や油が染み込みやすいという特徴があり、油が染み込み中でカビてしまうと、臭いが発生してしまう原因にもなりかねません。

今回は、目止めの方法についてご紹介します。

陶器の「目止め」を行う手順

目止めに必要なのは、お米の研ぎ汁です。

お米の澱粉質が陶器の凹凸に吸着することで、油分の浸透を妨げるコーティングの役割を果たしてくれます。

1.お米の研ぎ汁に浸けて15分ほど煮沸する

器がかぶるぐらいの量の、お米の研ぎ汁で煮沸します。

お米の研ぎ汁がない、という場合には、小麦粉もしくは片栗粉で代用ができます。その場合には、鍋に大さじ1〜2杯を入れてください。

2.自然に冷めるまで放置

火を止めたら器を触らず、そのまま冷えるまで放置します。

3.お皿を洗う

お皿を洗って、ぬめりが取れたら、乾燥させて「目止め」の完了です。

陶器を長く愛用するために

目止めは簡単にできるので、ぜひ陶器を購入したら実践してみてくださいね。

職人さんが気持ちを込めて、想いを込めて、一生懸命つくった器を大事に長く使っていただきたいと思います。

今回紹介した内容は、京橋白木株式会社のYouTubeチャンネルで解説している内容です。

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