
群馬・水上温泉にある千住庵・旅館たにがわ様にて、 スタッフの皆さまを対象とした金継ぎ研修を実施しました。 「Relais & Châteaux(ルレ・エ・シャトー)」のメンバーとして、 料理や器への高い美意識を現場で支える取り組みです。
千住庵・旅館たにがわ様は、ルレ・エ・シャトーのメンバーとして、料理だけでなく、器や設えにおいても高い完成度を求められる宿です。
一方で、大箱の施設であるがゆえに、日々の使用の中で生じる小さな欠けや傷は避けられない課題でもありました。今回の研修では、そうした器を廃棄するのではなく、金継ぎによって修繕し、再びお客様の前で使うための基本的な技術と考え方を共有しています。
作業を通じて「直して使い続ける」という選択が、コスト面での合理性だけでなく、宿としての姿勢やおもてなしの質につながることをスタッフの皆さまに体感していただきました。
また、金継ぎの背景にある日本の美意識や文化についてもお伝えし、日々の器の扱い方を見つめ直す機会となっています。